おせちのお話

あけましておめでとうございます!お正月、みなさんはどのようにお過ごしでしょうか?
年末、「おせち作りが家族の恒例行事」という人は年々減ってきています。「お餅やおせちは買って食べる」、「おせちを食べたことがない」という人も少なくないでしょう。22歳の筆者は近年には珍しく、未だに祖母、母、姉の三代でおせちを作っています。今回は、皆さんに少しでもおせちに興味を持って貰えたらと思います。
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おせちの中身は、地方や家庭によって異なります。近年はデパートなどで、様々なおせちが売られていますが、内容に合わせて値段も様々ですね。「海老のように腰が丸くなるまで健康でいられるように」「数の子のようにたくさんの子孫に恵まれるように」など、一つ一つの内容に意味が込められている他、日持ちするような工夫、濃い味付けなど、普段あまり和食を食べない人には、「おせちは親しみにくい」のかもしれません。
しかし、そんな人にこそ、是非家庭でおせちを作ってほしいのです!
筆者の家族のおせち(写真)は何十年も作り続けていますが、「みんなが好きなものを入れる」ことが第一条件になっているため、売られているものとは大きく異なります!例えば、我が家の海老はエビフライです笑。鶏の唐揚げは人気なので大量に入れます。揚げ物だけで1時間以上かかります!そのかわり、焼き魚類はほとんど入れません。ごまめも人気がないので入れません。重箱の何段目に何を入れるかなど、我が家ではあまり気にしません笑。
伝統を大切にするのはたいへん素晴らしいことですが、時間と共に変化する需要に対応していくことも同じくらい大切ですよね。
皆さんも、来年の年末もし暇があれば、是非おせちの本を買って、自分好みにアレンジしながら家族みんなで作ってみてはいかがでしょうか!

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こんにちは! 私達は、同志社大学グローバル•コミュニケーション学部の学生です。 私達は現在、日本文化を発信するプロジェクトを行っていて、SNSを通して伝統文化から日本ならではの驚きの文化まで大学生目線で楽しく紹介しています。是非覗いてみてくださいね!

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