鍋料理

  寒い冬に食べたくなる料理といえば…「鍋料理」ですよね!鍋料理は体が暖まるだけでなく、調理時間が短縮でき、栄養バランスもよく、みんなで箸をつつきあうことで一体感も生まれる…など冬にぴったりな料理なんです!今回はそんな「鍋料理」について紹介したいと思います。
  
  そもそも鍋料理は、箸をつかう文化があった中国、朝鮮などで発達しました。日本の鍋料理は他地域と比べて実は歴史が浅く、その理由として料理の盛りつけ方の違いがあげられます。他地域では、料理を大皿に盛って取り分けるように「共通の皿」が存在しますが、日本では、すべての料理を1人ずつに盛り分け、膳のなかで完結するというスタイルが長く続いてきました。昔の日本では唾液がついた箸を使うことで料理が汚れるという直接的な理由ではなく、他人の人格が伝わったり、けがれたりするという考えがあり、直箸が嫌われたからです。
 大勢で鍋を囲むスタイルを生んだのが、牛鍋(すき焼き)でした。幕末から明治初期に登場しましたが、当初はやはり一人鍋。そのうち、学校の寄宿舎内で大流行し、大勢で鍋をつつくようになりました。異なる出身地の人々が自分の口にふれた箸で同じ鍋をつつき合うことで、人格を共有し、連帯感を強めたのです。家庭でも牛鍋人気が広がり、みんなで一つの鍋を共有する形が定着しました。
   
   現在は鍋料理の種類がかなり豊富になっていますが、今回はそのなかでもオススメの食べ方を3つ紹介します!
   
   まず一つ目は「もつ鍋」!具材は主に牛や豚のホルモンとキャベツとニラ。シンプルですが幅広い層から人気をあつめる料理なんです!味つけは味噌やニンニク、醤油などなんでも合います!コラーゲンが豊富なので女性にうれしい一品です。

   二つ目は、もはや日本で定番となった「キムチ鍋」!キムチはどんな食材にも合い、さらに唐辛子には老化防止や美肌効果があるので一石二鳥です。
最近では餃子やチーズを入れるのも人気だそうです。

  そして三つ目は「豆乳鍋」!健康ブーム以降女性を中心に人気を博しています。豆乳もどんな具材と合い、ダイエットや美肌、気分を落ちつかせる効果があるそうです。味も味噌やキムチ、ごまなど豊富なので飽きることなく楽しめます。

   いかがでしたでしょうか。このほかにも今大注目のトマト鍋やカレー鍋、キャベツと豚肉を交互に入れたミルフィーユ鍋、大根おろしをふんだんに入れたみぞれ鍋…など書ききれないほどたくさんの種類ががあります!シメも雑炊やうどん以外にもラーメンやパスタなどもあり、何度も楽しめます。みなさんも寒い冬、鍋を囲んで暖まりましょう!

seminarproject

こんにちは! 私達は、同志社大学グローバル•コミュニケーション学部の学生です。 私達は現在、日本文化を発信するプロジェクトを行っていて、SNSを通して伝統文化から日本ならではの驚きの文化まで大学生目線で楽しく紹介しています。是非覗いてみてくださいね!

0コメント

  • 1000 / 1000